さて、ガンダムの世界をシステム化するにあたっての考察ですが、さしあたって宇宙世紀(第1期)を表現するものとします。まぁ初代からマフティー動乱までですね。
理由としては、
・カバーできる世界にも限界がある
・第1期と第2期ではMSの運用限界に関して大きな隔たりがある
・個人的に好きな時代である
という感じでしょうか。C.E.(コズミック・イラ=ガンダムSEEDの世界)で考えたこともありましたが、動力関係がめんどくさいのと、基本空を飛んでいるので面白味がないので頓挫しました。
さて、宇宙世紀をカバーすることが決まったとすると次は、宇宙世紀ガンダムにおいて最重要ファクターである、
ニュータイプのルール的導入方法を考えなければなりません。
既存のシステムではニュータイプは、
・バイオセンサーやサイコミュ兵器等、ニュータイプ専用の兵器やMSを運用できる
というのは当然ですが、システムによっては、
・普通のパイロットよりもたくさん動ける
・普通のパイロットよりも当てられたり避けられたりする
など、
普通の人間よりもパイロットとして優れているというのが挙げられます。
まぁそれ以外に関しては、
・NT同士はミノフスキー粒子散布化での戦闘中でも会話できる
・なんか危険を察知できたりする
など、
シナリオの都合上での特典がついてきたりします。
今回のシステムでは、後者のシナリオ上の特典以外の能力に関しては、
「普通のパイロットより当てられたり避けられたり勘がよかったりする」というものにしようかと思います。なぜなら、
ラウンド制の戦闘において、
1ラウンドにおける行動回数の多さは絶対的な強さに直結してしまうからです。確実に当たる鉄砲を1発撃つよりは、下手な鉄砲を数撃った方が基本強いのです。
そもそもNTはファンネルやビットなどの特に制限のないオールレンジ兵器を運用できるという強みがあるのですから、行動回数を増やしてさらに強くする必要はないのです。
なので最初のうちは普通のパイロットよりちょっと上手い程度だけど経験を得るたびにNT同士でないと手が付けられなくなるような感じにしたいと思います。
詳細のルールに関しては、コアシステムが固まってから改めて決めたいと思います。
>>>ガンダムTRPGシステム考察②:コアシステムについて(1)
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